27冊目 思考の整理学

昔から持ってるのに読破したことはなく、久々に手元に来たので読み始めたら20ページまでで激しく同意したので記事を書くことにする。
先日駒澤大学前駅近くのSnow Shoveling Booksで購入した。
中身がわからないように、紙袋に入れられて、袋の文字にピンと来たら購入するというくじ引きみたいな方式の一冊、昔から持ってたけど読み切ったことはなく、改めて手元に来たこのタイミングで読んでみることにしたら開始早々、その内容が激しく胸を打った。


第一章が学校の勉強が得意なグライダー型人間と、自力で問いを立て、学びを積み上げていく飛行機型人間の話。受験の得意な優等生は前者だという。



僕自身が大学のカリキュラムに過剰適応したグライダー人間の象徴のような存在であり、そこからいち早く脱却すべく、卒業してからのこの3年間は、グライダーを飛行機に改造するべくかつての自分を徹底的に破壊する営みを続けてきた。


試験のために学んだことなど、全て忘れてしまおうと。


ようやく壺の底が見えてきたように思う。学びたい気持も心なしか湧き出てきた。


このあたりが変曲点だろう。そんな予感がする。


アンラーニングこそが最重要の学びだと感じる今日この頃、今まで誰の風で飛んでいたのか分かっているのか?と本からの問いかけが胸を強く叩いた。


松浦信孝の読書帳

本を読んで考えたことを中心に好き勝手書いてます。

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