Archive

自分にとって割とよく使う言葉、アーカイブ

保管する、とでも訳す事が多いだろうか。

本というメディアは、読まれるために在り

情報を蓄えておくためにも在り

時に、単なる情報では留まらない「思い」の運び手となる。


「良い本は100年でも残る」とか「何十年何百年何千年と読み継がれてきた本こそが良い本」とか、「良い本」に関する表現は様々であるが、日々星の数ほど書籍が出版される現状において、良識ある人々による、構成に残すべき本の発掘が間に合わないかもしれない、という漠然とした不安があったりもする。

自分がいい本だと感動しながら読んだ一冊を、子孫が未来で読んで感動してくれれば嬉しい。
子孫は見向きしなかったとしても、それはそれでいいけれど(笑)

そんな中、良識ある集団が、どんなSNSでも

#sdgsbook

とつければそれはあなたが100年先(1000年先だっけな)まで残したい本ですよ。
という、開かれた意思表示の手段になり得ると教えてくれたので、それはそれでよく活用させてもらうとして、結局言いたいのは、

自分の「大好き」は自分だけのものでありながら、普遍性を持ちうる人類共通のキーワードなので、その瞬間瞬間で「大好き」と感じたものは恥ずかしがらずに世に問うていこう

ということだったりする。

じゃないと、知らないうちに「大好き」だったはずのものが世界からこぼれ落ちてしまうことだって結構、あることなのだから。


松浦信孝の読書帳

本を読んで考えたことを中心に好き勝手書いてます。

0コメント

  • 1000 / 1000